11月20日21日、院内集会、国会要請行動のご報告

20日、21日の院内集会・国会要請についてご報告いたします。20日には院内集会、文科省申し入れ、政党レク、21日も政党レク、国会議員要請行動と盛りだくさんの2日間でした。

 

20日は14時から「医療費助成を求める11.20院内集会」が行われ、会場からあふれる200名以上の参加者がありました。B肝原告団、日肝協、薬害C肝原告団の3団体の代表者・患者代表者からそれぞれの発言があり、北海道原告高橋さんの闘病の様子をえがいたDVDが上映されました。自民党の三ツ林裕巳議員(埼玉14区)、共産党の小池晃議員、宮本たけし議員が駆けつけて下さりご挨拶をいただいたほか、奈良県から地方議員2名が参加されました。最後に、東京弁護団の小沢弁護士から今回の国会要請のポイント(医療費助成の必要性と現実性、政治的イニシアティブの重要性)と、助成獲得に向けての今後のロードマップが説明され、佐藤全国弁護団長からまとめの発言がありました。

東京原告団からも、国会行動初参加の人を含むたくさんの方が出席され、わたしたち弁護団もいっそう勇気が湧いてきました。

その後、文科省交渉(医療差別をなくすためにB型肝炎に関する正しい知識の教育を医療教育で実践するよう求める要請です)、政党レクチャー、厚労議員まわりの3グループに分かれて、要請行動に取り組みました。東京原告団担当のみんなの党では医師の中島克仁議員が対応され、ご自身の医療現場での体験を踏まえたお話を伺うことができました。日本維新の会は大阪原告団が担当し、上野ひろし議員が国会審議の合間を縫って熱心に原告の話を聞いてくださいました。九州原告団が担当した日本共産党からは小池晃議員ほか3名の議員が対応され、来週の委員会審議で医療費助成問題を取り上げてくださるとのお言葉をいただきました。

そして、5時30分からは全体が合流して参議院議員会館で総括を行いましたが、ちょうど解散となるところへ川田龍平議員が駆けつけてご挨拶をいただくという一幕もありました。

21日も各党レクのほか、全国会議員への要請活動が朝から行われました。

民主党は山井和則議員と柚木道義議員、生活の党は青木愛議員、自民党は丸川珠代議員が対応してくださいました。基本合意をかちとる過程で国会質問や政府内での働きかけなどでお世話になった議員もおり、お礼とともにあらためて医療費助成の意義を訴えるよい機会となりました。

今回、院内集会、国会要請行動にはじめて参加して大変勉強になったという原告さんの声が寄せられております。ご自身やご家族の病気ももとより、同じ病で苦しむ多くの仲間のためにも、今後も活動を続けます。