2月3,4日院内集会,政党レクのお知らせ

1月11日、札幌地裁において和解所見が示されました。
私たち原告団・弁護団は、和解所見に示された和解の要件と水準については、
早期解決のために苦渋の選択ではありますが、基本的には受け入れることとしました。
しかし、和解前にあたり解決されるべき課題がなお多く残されています。
また、加害責任を明確にした謝罪や国民に対する説明がなされないまま、
過大で根拠のない賠償費用や増税論議が流布され、原告・被害者の心を傷つけています。

1.母子手帳、予防接種台帳、予防接種痕がない被害者が切り捨てられる余地がなお残されている。
2.20年以上苦しんでいる慢性肝炎発症患者が切り捨てられる危険がある。
3.国による加害責任を明確にした謝罪、国民に対する説明がなされていない。
4.正確な医学知識の普及による差別・偏見をなくす施策、真相究明と再発防止策の策定、検査・治療・研究開発の体制の充実など恒久対策が不十分であること。

また、これらを検討するための原告らを含めた協議機関が存在しない。

私たちは、被害が切り捨てられることなく裁判が早期解決するよう、
「B型肝炎訴訟の早期全面解決をめざす集い」を開催することにいたしました。
引き続き、ご支援をお願いしたいと思います。

よろしくお願いいたします。

2月3日(木)
13:30〜14:00 首相官邸前宣伝行動
14:30〜16:00 院内集会(衆議院第2議員会館 第1会議室)
夕刻〜 政党レク活動

2月4日(金)
午前&午後 政党レク活動