1月27日(日)に東京都内でB型肝炎の医療講演会を開催しました。〜虎の門病院 肝臓内科部長 鈴木義之先生のお話に156人が耳を傾けました。

平成31年(2019年)1月27日(日)、東京都千代田区において、B型肝炎の患者さん・ご家族の方などにむけた医療講演会(東京都後援)を開催し、B型肝炎の患者さんなど、全部で156人の方が参加しました。

お話は虎の門病院の肝臓内科部長 鈴木義之先生でした。「B型肝炎・肝硬変・肝がん 最新の診断・治療と今後の展開 〜多数症例の経験から最良の選択を考える〜」という題名で、「そもそも肝炎とは何か(他の炎症と違って自覚症状がない)」といったB型肝炎の基礎知識から、「どうやって肝がんの発症を防ぐか」といった具体的なテーマまで、お話をしていただきました。

東京都の拠点病院でもある虎の門病院は、5500人もの患者さんを診られています。それだけに統計データや具体的な症例に裏付けられた鈴木先生のお話は非常に説得力と迫力がありました。また、肝がんの治療法など、参加者からの質問にも丁寧に答えてくださいました。

感想文から一部を紹介します:
「とても分かりやすい内容のお話でした」
「HBs抗原陰性の可能性を知り、少し希望がもてました」
「自分の病状をよく把握する必要があると気づかされました」
「リスクスコアのお話が参考になりました」

午前中に開催した患者交流会にも41人が参加。なごやかに懇談・交流しました。
また、講演会の終了後には、給付金についての無料相談会も行いました。

今後も原告団・弁護団では、最新治療を学ぶ講演会や、患者同士で悩みや治療について話せる交流会などの機会を各地で設けていきたいと思います。