医療費助成の拡充、B型肝炎の根治薬開発などを求める署名のお願い。
B型・C型肝炎など、ウイルス性肝炎患者・感染者(キャリア)は、日本国内に250万人おり、毎日、約100人がなくなっていると推計されています。
これだけ人数が多いのは、輸血や予防接種などにおいて、過去のずさんな医療・公衆衛生の行政が感染を広げたからです。
将来への不安や高い治療費に苦しむ患者・キャリアが安心できる医療制度を作ることは、国の責任です。
一昨年は、厚生労働大臣が私たち原告団・弁護団との定期協議の場で、肝がん・肝硬変患者への医療費助成制度の実現にむけた決意を表明されました。また、昨年は、私たちが集めた署名が参議院で採択されています。
今年の請願署名は、以下の3点を内容としています。
1、ウイルス性肝硬変・肝がん患者に係る医療費助成制度づくりを早急に検討し進めて下さい。
2、既に着手しているB型肝炎ウイルスを排除する治療薬等の研究開発をいっそう促進して下さい。
3、潜在する肝炎患者・感染者の早期発見と適切な治療のため、肝炎ウイルス検診を更に促進し、陽性者を受診・治療に結びつけるフォローアップ施策にいっそう力を入れて下さい。
全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団では、この署名に協力してとりくみます。
ぜひご協力をよろしくお願いいたします(国会に提出する関係で、〆切は4月末か5月頃の予定です)。
以下から、署名用紙ならびに署名用紙の注文用紙がダウンロードできます。
2016(平成28)年・国会請願署名用紙PDFファイル
2016(平成28)年・署名用紙注文書
また、この請願署名の趣旨を知っていただくためのチラシを作成しました。この下からダウンロードできます。
2016(平成28)年・チラシ
ご不明の点は、東京弁護団事務局までお問い合わせ下さい。
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