「肝炎研究」最前線…肝炎治療研究の公開報告会のご紹介

3月13日(土)、AMED(エイメド、国立研究開発法人日本医療研究開発機構)の令和2年度 肝炎等克服実用化研究事業の公開報告会がオンラインで開催されました。
報告会の発表内容は、下記の通り、YouTubeで、AMEDの公式チャンネルでご覧になれます。ぜひ、多くのみなさんに興味をもっていただき、発表内容にも耳を傾けていただければ幸いです。

B型肝炎ウイルスも「治る」時代をめざして!

B型肝炎を完治できる(B型肝炎のウイルスを身体から排除できる)薬・治療法の開発をはじめ、B肝「創薬」の研究・開発は原告・患者の願いです。平成23年に原告団・弁護団と国が「基本合意」をむすんだとき、一人の原告が当時の総理大臣にB型肝炎をなおせる薬の開発を求め、国がその研究・開発を財政的に支援するようになったという経緯もあります。

日本医療研究開発機構(AMED)
https://www.amed.go.jp

日本医療研究開発機構公式チャンネル(AMEDチャンネル)
https://www.youtube.com/channel/UC1_aQ4jC_rWyF8DFd1QSgZA/
 

肝炎等克服実用化研究事業 公開報告会 動画リスト

(タイトル、講演者の先生のお名前、肩書き等はAMEDチャンネルより)

令和2年度 肝炎等克服実用化研究事業 公開報告会 講演1
「B型肝炎ウイルス感染の完治”functional cure”とウイルスのいない社会を目指して」
日浅陽一先生(愛媛大学大学院 消化器・内分泌・代謝内科学 教授)

令和2年度 肝炎等克服実用化研究事業 公開報告会 講演2
「B型肝炎ウイルスに対する新しい薬の開発研究について」
金子周一先生(金沢大学大学院 消化器内科学 教授)

令和2年度 肝炎等克服実用化研究事業 公開報告会 講演3
「日本、世界のC型肝炎の最近の状況と今後の課題」
茶山一彰先生(広島大学医系科学研究科 消化器・代謝内科学 教授)

令和2年度 肝炎等克服実用化研究事業 公開報告会 講演4
「C型肝炎と腸内フローラ ~肝臓と腸内細菌の深い関係~」
井上貴子先生(名古屋市立大学病院中央臨床検査部 講師)

令和2年度 肝炎等克服実用化研究事業 公開報告会 講演5
「脂肪肝・非アルコール性脂肪肝炎(NASH)研究の最前線 —病態理解に基づく今後の治療展望—」
中川勇人先生(東京大学医学部附属病院 消化器内科 特任講師)

令和2年度 肝炎等克服実用化研究事業 公開報告会 講演6
「肝硬変の予後改善を目指して—運動療法は肝臓に効く?」
由雄祥代先生(国立国際医療研究センター 肝炎・免疫研究センター 肝疾患研究部 肝疾患先端治療研究室長)