11月20日午後2時から院内集会を行います
「ウイルス性肝硬変・肝がんの医療費助成に関する院内集会」が11月20日午後2時から衆議院第二議員会館多目的ホールで開催されます。
現在、ウイルス性肝炎患者に対しては、抗ウイルス療法であるインターフェロン・核酸アナログ製剤療法に対する医療費助成制度が存在しますが、これは肝硬変・肝がん患者の入院費用・手術費用など抗ウイルス療法と直接関連のない医療費には適用されず、他方で肝硬変・肝がん患者の医療費自己負担額はきわめて高くなっており、患者の負担は過重なものとなっています。
こうした中、平成23年8月に採択された日肝協提出の国会請願や平成23年12月制定のB型肝炎訴訟特別措置法の附帯決議では、「肝硬変・肝がん患者の医療費助成を含む支援のあり方を検討すること」を政府に求めるなど、肝硬変・肝がんの医療費助成がウイルス性肝炎対策の焦点となっていることは、国会における近年の共通認識となっています。本年8月の薬害肝炎訴訟原告団・弁護団及び全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団と厚生労働大臣との協議においては、「本年度末の八橋班研究の最終報告の結果をまって、肝硬変・肝がん患者支援のあり方について検討する」との回答がなされており、まさに今、肝硬変・肝がん患者への医療費助成の成否が問われる状況となっています。日本肝臓病患者団体協議会、全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団、薬害肝炎訴訟全国原告団・弁護団の三団体は、肝硬変・肝がん患者への医療費助成の切迫した必要性に関するご理解を得るため、院内集会を開催することになりました。国会議員の先生方にも多数ご出席いただく予定です。
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