10月29日、「基本合意」5周年集会が開かれました。
10月29日(土)、東京都内で全国B型肝炎訴訟「基本合意」5周年集会が開催され、全国から原告、弁護団員が集まりました。医療機関の皆様、患者講義に参加した大学生など、これまで原告団・弁護団の活動に協力してくださった皆様のご出席もありました。ご参加いただいた皆様にあらためてお礼を申し上げます。
記念集会では、「恒久対策」、「真相究明・再発防止」、「教育啓発」などの運動の各分野ごとに発表があり、肝炎患者の気持ちを伝える「川柳大賞」の発表もありました。また、ロビーには、プロカメラマンの原告が撮影してきた、基本合意までの活動の写真20枚が飾られました。
これらを通して、記念集会では、基本合意までの歴史を学び、これからの患者運動について考えました。参加者からは「有意義な集会でした」「自分にも何かできることがあると感じました」「わかりやすかった。東京まで来て良かった」などの感想がよせられました。
記念集会には、厚生労働省・肝炎対策推進室長 兼 B型肝炎訴訟対策室長の小野俊樹様や日本肝臓病患者団体協議会代表幹事の赤塚尭様、薬害肝炎原告(九州)出田妙子様が来賓として出席され、それぞれ、ご挨拶をいただきました。また、激励のメッセージも、与野党の57人の国会議員からいただきました。
今後とも、1)被害者のすみやかな個別救済、2)すべてのウイルス性肝炎患者が安心して医療を受けられる体制整備という2つの目的にむけてとりくみますので、原告団・弁護団の活動へのご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。
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