皆様からいただいた請願署名を国会に提出しました。

全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団では、みなさんにご協力をお願いし、B型肝炎訴訟の目的の一つである「恒久対策」(医療費助成の拡充等ですべてのウイルス性肝炎患者が安心して医療を受けられる体制をつくること)のとりくみとして、以下の3項目の実現を求める国会請願署名にとりくんできました。

1、ウイルス性肝硬変・肝がん患者に係る医療費助成制度づくりを早急に検討し進めて下さい。
2、既に着手しているB型肝炎ウイルスを排除する治療薬等の研究開発をいっそう促進して下さい。
3、潜在する肝炎患者・感染者の早期発見と適切な治療のため、肝炎ウイルス検診を更に促進し、陽性者を受診・治療に結びつけるフォローアップ施策にいっそう力を入れて下さい。

現在開かれている国会も会期末が近づき、請願の受付は、先日、締め切られました。
私たち全国B型肝炎訴訟東京原告団・弁護団で集めた署名数は4万筆をこえ、全国の原告団・弁護団で集めた署名数や患者団体などが集めた署名数、全部あわせると約20万筆になりました。また、請願を国会に提出して下さる国会議員(「紹介議員」)も与野党に幅広く300人近くにのぼっています。

夏に予定されている厚生労働大臣との定期協議などにむけて、ひきつづき、請願項目の実現に力をつくします。
今後ともお力添えをよろしくお願いいたします。