平成29年度版「ウイルス性肝炎患者さんに役立つ制度」リーフレットができました。
全国B型肝炎訴訟東京原告団・弁護団は、昨年度から発行し、大変ご好評をいただいている「ウイルス性肝炎患者さんに役立つ制度」リーフレットの平成29年度版を発行しましたので、お知らせします。配布にあたっては、医療機関、保健所等にご協力をお願いしています。
「役立つ制度」リーフレットは、ウイルス性肝炎の患者さんが専門医による治療・検査をつづけるために必要な助成制度について、簡潔にまとめています。C型肝炎・B型肝炎むけの抗ウイルス薬についての肝炎治療費助成、定期検査費用の助成、B型肝炎の「給付金」制度、そして重度の肝硬変の方をささえる障害者手帳・障害年金制度の紹介です。
平成29年度にあたっては、大きく2つの点で助成制度が改善されました。
ひとつは、手続きの簡素化です。核酸アナログ製剤の治療を受けているB型肝炎の患者さんが治療費助成を受ける際には、診断書にかえて検査結果報告書・お薬手帳などでも手続きが認められるようになりました(平成28年度途中から各県で実施)。定期検査費用助成の申請でも、2回目以降で、病態に変化がなければ、診断書が不要になります。
もうひとつは、そして定期検査費用助成の充実です。自己負担額が減額になり、慢性肝炎の方は1回3千円が2千円に、肝がん・肝硬変の方は1回6千円が3千円になりました。
詳細について、各県などにお問い合わせや相談をされる際の窓口も紹介しています。
ぜひご活用いただければ幸いです。なお、同じ内容については、この弁護団サイトの「助成制度」に掲載するため、更新作業を行っているところです。
原告団・弁護団では、助成制度の紹介・普及をすすめると同時に、さらに良い制度、肝炎患者が安心して治療を受けられる制度へと、地方公共団体や厚生労働省などとも協議しながら制度改善にもつとめてまいります。
医療機関・保健所等のみなさまへ
配布にご協力いただける方は、注文用紙をダウンロードして印刷、ご記入の上、連絡先である弁護団事務局までお送り下さい。
無料にてお届けいたします。
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