3月11日(土)、東京で肝炎治療等の研究報告会が開催されます。

hepatitis B virus close to human cells
肝炎の治療は日々進歩しています。
すでにC型肝炎では「ハーボニー」などインターフェロンフリーの経口薬によって「治る時代」が到来したと言われています。B型肝炎ウイルスについても、体から排除できる薬・治療法の実現は、B型肝炎キャリア(持続感染者)のみなさんの強い願いです。

B型肝炎原告団・弁護団では、患者団体とも協力して署名を集め、また厚生労働大臣と定期協議の場も活用して、「B肝創薬」の促進=B型肝炎を根治できる治療法棟の研究・開発の促進を、国・厚生労働省にはたらきかけています。
また、B型肝炎を根治できる治療法の研究・開発にたいする国の本格的な支援は、B型肝炎訴訟が「基本合意」をむすんだときに、原告から総理大臣に対する直接の要望によってはじまったという経緯もあります。

その「B肝創薬」をはじめとして、肝炎治療の最新研究の到達点を一般の方むけに発表・報告するのが、平成28年度肝炎等克服実用化研究事業公開報告会「―肝炎研究 今、未来―」になります。
最新の研究についての発表のため、なかなか難しい内容もふくみますが、昨年度も、参加した方からは、どこまで研究がすすんでいるのか分かったという感想がよせられました。

ぜひ、多くのみなさんにご参加をいただき、B型肝炎を根治できる薬・治療法等の研究・開発にたいするご支援の輪を拡げていただければ幸いです。

平成28年度肝炎等克服実用化研究事業公開報告会「―肝炎研究 今、未来―」開催のお知らせ

平成29年3月11日(土)13時00分~16時00分(開場12時30分)
会場 日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル)
対象 一般の方、医療従事者、研究者、製薬関係、行政の方々など
参加費 無料
定員 610名(事前申し込み先着順)
主催 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
後援 厚生労働省

国立研究開発法人日本医療研究開発機構のホームページでのお知らせ:
http://www.amed.go.jp/news/event/kanen170311.html

報告会専用ページ(お申し込みフォームもあります)
http://www.d-wks.net/amed170311/

(原告のみなさんへ)研究事業の公開報告会にあわせて集会を開催します。

なお、全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団では、本報告会の終了後、近くの別会場において、今夏の大臣協議にむけた集会も予定しています。ぜひ、あわせてご参加ください。
東京原告団のみなさんには、原告団メール配信にて、参加のよびかけ等を行っていますので、そちらでご確認下さい。
また、各地域の原告のみなさんは、ご自分の所属する原告団までお問い合わせいただければ幸いです。